任意売却が終わったあとの住宅ローンの行方

任意売却が終わった後に残る住宅ローンの未返金金額のことを残債または残債務と言います。

　この残債は返済義務があります。 また、この残債は債務（不良債権）という一種の商品になります。
この不良債権は、債権回収会社、通称、『サービサー』に譲渡されます。
　なかには、サービサーから別のサービサーへ次から次へと転売される場合もあります。
　そして、サービサーが変わる度に、通知が来て、連絡をするように催促を求められる場合もありますので注意が必要です。

任意売却後の住宅ローンは消えない

任意売却後、返済仕切れなかった住宅ローンの残債は消えません。

　任意売却後には取られる担保が無い状態なので、残った債務は返済をしなくても大丈夫だとアドバイスをしている業者もいるようですが、債権者に悪質だと判断された場合には "給料の差押え" もあり得ます。ごく少数ですが、『取られるものが無くなるので逃げ切りましょう！』と勧めているアドバイザー、業者がいるのが現状です。数年後に発覚してしまい "給料差押え" されるようなことに陥ってしまった場合に業者の責任にする事は出来ません。
　当相談室では "逃げ回る方法" はお勧めはしておりません。任意売却は終了後の事も考えて業者の選定をされることをお勧め致します。 弊社では任意売却後の残債務もしっかりサポートさせて頂きますので安心です。物件引渡し・決済の際、債権者と抵当権の解除の調整をしますが、同時に、売却後の残債務の支払い額をお客様と協力して調整いたします。

任意売却後の残債務もしっかりサポート

物件引渡し・取引決済の際は債権者とお客様の間に入って進めさせて頂きます。また売却後の残債務の支払いは、お客様と協力して債権者と調整致します。

　任意売却終了後も、サービサーとの交渉方法などのアドバイスをいたします。任意売却が終わりますと当相談室は仲介会社としての権利を失いますので、直接サービサーとの調整を行うことは出来なくなりますが、アドバイスはいたしますのでご安心ください。サービサーと交渉出来るのはご本人または弁護士・司法書士となるためです。 当相談室では弁護士等の専門家と提携し、お客様のサポートも可能です。
※弊社以外で任意売却をされた方の、売却後の返済相談は対応いたしかねます。
※競売の場合、債権者もある程度は貴方の収支の状況を考慮はしてくれますが、一方的に月々の返済額の指定をされることもあります。
※弁護士への依頼は別途費用が必要となります。